プルガトリウムの夜 感想ログ

CoC『プルガトリウムの夜』感想まとめ


2024-11-23

ネタバレたくさん キャラ語りたくさんの日記です




自キャラ


HO2『傷多き協力者』 潮見祈
両親が新興宗教に入信しており、幼少期から意に沿わないことを強制されることが多かった。
その逃避からか、自分の意識のないうちに外へ走り出していることがあった。その間は意識や記憶がぼやけ、自分がコントロールできないような感覚に陥る。それとともに何かを壊したい衝動に襲われ、周りの物を破壊したり自傷をしたりする。いつか他人を傷つけるのではないかということを恐れているため、必要以上に明るく振る舞うところがある。
大人になってもそうした突発的にやってくる症状は続いていたため、仕事になるべく影響がないように努力をしてきた。周囲には自分の病的な振る舞いについてあまり知られたくないと思っている。
育った環境のせいで、宗教や何かにすがること自体に嫌悪感がある。
ラーメンが好き。
(いあきゃらのメモ)

「いのりん♪」って呼びたい 謎の距離感


1日目


今回のキャラめちゃRPしやすいな……自由に喋りやすい……前回が寡黙なキャラだったから……

明るめの自由すぎるRPをやってるんだけど、もともと持ってる明るさというより、社会にとけこむための明るさをやってるから、逆にやりやすいかも……

身元不明の遺体と意識不明になるの怖すぎるな……自分の体はもう死んでて、魂だけなにかに入れ替えられて人ならざる存在に作り替えられてる?入れ替わってる?殺人によって何かが成し遂げられようとしてる?
最初に言われた二箇所のマークってなんだろう シールのことか? ウーン
今のところ秘匿ベラベラ喋ってるけど、酒癖とか遅刻癖とかのせいでなんか心配なドジっ子になってるのおもろいな 無駄に明るい振る舞いのおかげで秘匿喋ってもあんまり重々しい感じにならなくて助かるな

班長気だるげでめっちゃ良いが、酒癖の悪さで共通点生まれるのわろた 班長ちゃんと祈ちゃんを心配してくれるので優しいね
しかし今回向こうの秘匿のほうが開示されるの難しそうだな〜HO1まぶちさんだからいっぱい開示してくれるかな……どうかな……(メタ読み)

なんか知らずのうちにドジっ子属性が追加されてるの、物ぶっ壊して怪我とかしたときに都合いいレッテルだな〜とか思ってた 周りに聞かれたときに適当な言い訳して、いつの間にかアイツはドジな奴ってことになってるのありそう そう言われていのりんも「なるほど、ドジってことにすればいいのか」って学ぶやつ
記憶飛ぶのも今までわりとよくあったことだからこそ、おかしいこと起きてるのにおかしいと思いにくいところはあるかもしれない

初対面なのに遠慮なくいろいろ聞いていく感じも、社会性持ってないわけじゃないけど、人のこといろいろ聞くことで自分のこと聞かれにくくしてる感じはあるのかな? これも「ちょっと変わったやつ」って思われてたほうが生きやすいみたいなところあるかもしれない

いのりんは過剰に「普通」と思われるように見せてるというより、自分が「異常」であるという底なしの海からいかに木の枝でもなんでも掴んで「普通」の岸まで泳ぎ近づけるか、そんな生存競争をやってるような感じがするな……


2日目


今日マジで怒涛だったな……いのりんが表に出さないムーブをやりがちだからわりと平静なモードでいられてるけど、内心は嵐吹き荒れてますよ

蛇原との会話はさ、なんかいのりん的には「辰巳くんが心配だな」みたいな感情はあるんだけど、思いやりとか優しさを上っ面でこうかな……?みたいにぺたぺた塗ってるみたいな感触があったんだよね
自分は家族に対していい思い出がないから、妹のことを思って頑張る辰巳くん見て「すごいなあ」ってちょっと自分とはかけ離れた存在みたいに感じてるとこある気がする 自分ごとのようには考えられないというか

祈のルーツが「誰かにすがらなければ生きていけないのなら、自分はいったい誰なのか?」みたいな感じなので、自分が自分でないものになっていくシナリオとすげー響きあってるんだよな……怖いよ……

HO2はたぶん「普通でいたい」という願いがあるように作られがちなんだろうとは思うけど、祈にも「普通じゃないことを見抜かれたら排斥される」みたいな恐れはある気がする 教えを強制されて、そうでなければ家にいられなかったあの日のように

両親の新興宗教要素はなんか勝手に私がフワッと決めたけど思った以上にシナリオにガッツリ絡んできちゃって、なんか変なノイズにならなきゃいいな〜できる限りたぶん関係ないよ〜オーラ出そ

ヒナノちゃん絶対死ぬんやろなと思ってたけどなんか思った以上にショックだったな 運転と幸運でゴリ押したけど、あれ成功してなかったらダメージ増えてたんかな
ヒナノちゃんには精神病のことは話してないけど、ヒナノちゃんは祈が「普通」でいられる人だったと思うんだよね ヒナノちゃんの前では「年上のちょっと抜けたところのある友達」でいられた
家族のために頑張るって点では辰巳くんと同じで、自分とは遠いことを思い知らされるところはあっただろうな

シナリオ予想だが、おそらく被害者の共通点は精神病を患ってるかどうかで、その体か魂かが復活の儀式に使われてるのかな 辛苦に満ちている現世や肉体からの解放的な……
鷹山が祈を仲間だって言ってきたのも、殺すならそいつらだって言ってきたのも、「正常/異常」の話をしていて、たぶん鷹山は「異常」側の力や立場を確かなものにするための何かをしていたのかもしれない。「あの方」がそれをもたらしてくれると。

え〜〜次回で終わるのか……さみしいな……

現時点でだいぶ秘匿喋ってるな
・鷹山に話しかけられたこと
・シールの上で寝てたこと
・意識が飛ぶこと
・精神病の症状のこと
・家族のこと
全部共有してるね

あと言ってないの、
・味がわからなくなってること
・希死念慮とかの本当の内心
くらいかな?

メンタル崩壊して洗いざらいぶつけちゃうやつやりたいな〜〜


3日目


いのりんは「誰も傷つけたくない」人なんだよォォォォォォ!!!! エ〜ン
でも、自分は誰かを守りたいとかそんな理由がないって思ってたけど、班長のアツい一言で「誰かを傷つけたくない」って大切な心なのかも……みたいな感情が芽生えてきたぜ……
やっぱりHO1まぶちさんの光ってすごいな……

生き残った〜〜!!ヤッタ〜〜!!
辰巳くんとの戦闘マジで死んだかと思ったな KPさんの温情に感謝……

でも、意識失って知らないうちに誰かを傷つけるのが怖いから死のうとしてたいのりんなので、辰巳くんを明らかに攻撃したことが分かれば「私が悪い」「殺されるべき」ってなるよな〜〜となってしまったね。

桃下さんにいのりんからもうちょっと何か言いたかったけど、班長との空気ができすぎてて割って入れなかったな〜やっぱり初めからあの二人デキてるな……と思ったのは間違いじゃなかったか……

最後、班長に撃ってくださいっていうのもアリだな〜って迷ってたけど、「生きたいよな?」って聞かれたら「生きたいです」って答えるしかなかった。
死にたい人を殺してあげるのは救いじゃないって、あのときの祈だから言えた気がするな。班長に「自分の心に従ってみろ」って言われたから。そして人間じゃなくなったから……。

11/30にビルの屋上にのぼった祈は何を思ってたんだろう。ヒナノちゃんの店でたくさん飲んで、死ぬためにそこへ向かって。
でもたぶん、明確な理由とかなくて、夜風の中歩きながら月を見て「よし、死ぬか」みたいな感じで思い立ったんだろうな。

そういえば、いのりんと佐々羅先生が喋るシーンなかった!?なくなかった!?
てっきり佐々羅先生とのカウンセリングシーンがあるもんだとばかり……
まあでも12/1以降は希死念慮なくなったんだしカウンセリングしてもウーン??みたいな感じになっちゃうのか。
でも物食べれなくなったこと相談したかったな〜呼び止めたり話すチャンス作ったりしたらよかったかな〜

一応いのりんの精神病はDSM-5(精神疾患診断マニュアル)を参考に、解離性同一症をベースに双極性障害の要素も参考にしつつ……みたいな感じで作ったよ。
HO2の秘匿もらったときはヤッタ〜〜専門分野だ〜〜みたいな気持ちだった。ワハハ。
でももうちょい上手く精神病のアレコレについてRPできればよかったね。班長には「今の明るい潮見のほうがいい」とありがたいお言葉をいただきましたが、いのりんは前から他人の前ではあんな感じなんじゃないかなと思う。明るく振る舞うときのエネルギー消費量が違うだけで。ヒナノちゃんにも精神病のこと言ってないし。辰巳くんにも言ってないんじゃないかなー?

SSでは辰巳くんと何かするらしいので、楽しみだな〜過去編かな?


班長は大きな罪を背負ってしまったけど、
いのりんにとっては一番ヒナノちゃんの存在がでかいと思う。
どうやら意識がないうちにヒナノちゃんを守ろうとしたっぽいけど、死なせてしまったことに変わりはないから。

死にたいなら殺してあげるのが救いって言われたとき、ヒナノちゃんの顔がよぎった。ヒナノちゃんが一人で店を開けてくれてたこと。友達でいてくれたこと。心配してくれたこと。最後の料理を食べてあげられなかったこと。

ヒナノちゃんに死んでほしくなかった、そう思う心を自分にも向けられたならよかった。こんな自分はおかしい、解放されたい、ヒナノちゃんももしかしたらそう思ってたかもしれない。でもヒナノちゃんは祈がそう言ったら「だめだよ」って言ってくれた気がするんだ。

だから、「死にたいって思いながら生きたいって思ってた」って言えたんだと思う。ヒナノちゃんを守れず、ヒナノちゃんを残して勝手に死のうとした自分の罪を償うために、化け物になった自分を生かしてくれた班長に報いるために、これから祈は生きるのだと思う。


よく考えたら配属前日に死のうとしてたんだよな〜いのりん
たぶん捜査一課に配属されて嬉しかった気持ちはあったと思うけど、同時にプレッシャーとかもあったのかな〜自分にそんな大きな仕事が務まるのかとか、病気のことちゃんと隠し通せるかとか、いろいろ考えてたんだろうな〜
辰巳くんに再会するの楽しみなようで若干怖かったかもな〜警察学校時代はうまくやれたかもしれないけど、再会したら前みたいに上手く振る舞えるか自信なかったかも。ボロを出したくない……みたいな……

そういえば辰巳くんに「何かあったら止めてくれ」って言われてたのに止めてあげられなかったな〜殺されようとしたのに逆に傷つけちゃったな……本当なら止めてあげられたらよかったね……「私を信じてほしい」って言ったら説得RPになったんかな〜……
辰巳くんを傷つけてほとんど殺しかけたこと、紛れもない祈の罪だなー……

HO2は今日からバディだとか言われても、新人なのでよくわからん~みたいな感じだったし、桃下さんと班長があまりにもデキてるので「私邪魔かなあ?」くらいに思ってたよ。

でもシナリオ終えて共犯者みたいなポジションになったことで、ようやくバディになれたのかな……班長はバディとしてっていうより、一人の部下としてこっちのこと見てくれてた感じだったから。

記憶戻されて動揺してる班長に対して、正直祈は何を言えるだろう?ってなってたけど、班長が「お前まだ死にたいのか?」って聞いてくれたから、祈は班長にもらった言葉と感情を返すしかないって思ったんだ。
班長が人を傷つけた自分を庇ってくれたから、化け物である自分を受け入れてくれたから、その分の恩を返したいって思った。知らずのうちに人をたくさん殺した班長を、祈が信じられる理由、渡せる言葉や感情ってそれきりしかない。

班長が異常な自分のこと気にかけてくれたから、こっちのことなんにも知らないのに語りかけてくれたから、この人は殺したくて殺せるような人じゃないって分かったのもあるんだろうなあ。
誰も助けてくれないし救いなんてないけど、誰かに渡されたものを返したいこのちっぽけな行いはここにある。


プル夜自陣NPCの細かすぎる好きなとこ


・KPめめさんの鷹山ボイス
かすれた声が雰囲気出ててめっちゃよくってぇ……
「潮見祈……」とかフルネームで呼ばれるとすっごいドキッとしちゃって、協力、しちゃおっかな〜〜みたいな気持ちに5%くらいなってた。いのりんは不信感120%だったが。

・辰巳くんのメモの「いのり」
ひらがな!? 辰巳くんが祈のこと呼ぶときはいつもひらがな表記なのかしら……メモで漢字書くのめんどかった説はあるが、「班長」より「祈」のほうが書くの楽やろ!
ということで、ひらがなみっつでいのり呼びかわいいね。


後日感想


すごい深い関係性を築いたとか、劇的な何かを食らったとか、そういうことじゃないんだけど(人外化後遺症は食らっとるが!)、プル夜のこと、班長と祈のこと考えるとしみじみと涙が出てくるのだ……感動の涙ではなくて、寂寞の涙とでもいうような……。

涙出るポイントとしては、
・自分が自分でないものになってしまったこと、どこから自分だったのかもうわからないこと
・それでも班長が「自分の心に従え」と言ったから、生き続けなければならないと思ってること
・シアエガの一部になったことで人の心がそのまま再現されなかったために精神病はなくなったらしいが、自分の心や感情はすでに人のものではないのかもしれないということ
・班長が背負った罪の重さに、祈はぜんぜん届かないだろうということ

エンドCでよかったと思ってるけど、背負うもの多すぎて涙出る。
わりとキッチリ上司部下関係だったと思うけど、祈は班長のことそんなに知らないし、班長も祈のことそんなに知らないと思うので、個人的な話するのこれからだろうな。
祈は精神病のこと知られたくないと思ってたけど、ED後は班長にならちゃんと話していいかなって思いそう。
班長がこんな自分を受け入れ、庇い、生かしてくれるような人だからこそ、危うくて放っておけないって思うかも。

いや、劇的な何かいっぱい食らっとるな……だってシナリオスタート時から自分死んでるし!! 触手生えるし!!

自己が崩壊して再構成されてるので、アイデンティティの再生みたいな感覚はあるんだよな。自分は死んでるけど、まだ続きがあるのなら生きないとという義務感と使命感。

辰巳くんにモズのこと話そうとする班長、祈は止めるかな? 互いのために言わないほうがいいって説得するかな?
班長がどうしても言いたいって言うなら、たぶん止めないだろうな。
ただそれでもし辰巳くんが班長を害そうとするならめちゃくちゃ頑張って止める。暴走したら止めるって約束したから。自分のときは殺されようとして、止めてあげられなかったから。今度こそ絶対に止めたいと思う。
殺したら、死んだら全部そこで終わりだけど、生きていたら償いは一生続くから。そう言って、自分の覚悟のことも話したい。

潮見祈って名前、めっちゃ気に入ってるんだよな。名字と名前で音を合わせたのもあって、響きも好き。
そしてキャラとしてもめっちゃ好き。愛おしいとか抱きしめたいとかそういうのではなく、ただそばでずっと見ているよって感じ。いのりんのRPけっこう好きにできたので、またいろいろやれたらいいなあ。

班長といのりんの現パロが見たいよ〜〜
いや現代なんだよな……めちゃくちゃになった現代社会なんだよな……
でも現パロが見たいよ〜〜海とか行ってほしいよ〜班長サングラスとか絶対似合うよ🕶️ いのりんは海の家でラーメン食べたい……あ、もの食べられないんだった😇
エンドCの背負うものが多すぎるので、何かで逃避したい気持ちもあり……二人のただの時間をさ……なんかさ。

班長がモズの記憶思い出したとき、もし発狂したら自殺しようとしてたらしいけど、今日ココフォリア見たら正気度ロール失敗してるのに2D6で2出しててマジで????ってなった。班長メンタル強すぎる。
いのりんのことも部下だからって一点で守ってくれたし、桃下さんにも「救いが必要なのはお前のほうなんじゃないか」って言ってたし、班長基本的にブレない光すぎて……まぶしい……ブラックになっても仮面のそこかしこから光が漏れてるんだよな……

佐々羅先生とHO1の秘匿シーン見たけど、この時点でいのりんが死んでるの聞いてる!? それで班長、いのりんのこと庇ってたの……? マジか……ってなった。佐々羅先生のことより部下のこと信じてくれたらしい。会って2日なのにね。なんにも知らないのにね。

光のブラック班長を人外ブルーいのりんは支えていけるかな。


もしエンドAだったら班長はどうやっていのりん止めてくれた?って話をしたけど、「俺はお前の上司だ」「こんなところで油売ってないで、行くぞ」って言ってくれるらしい。え、なんかついていきそう……(チョロ)(圧倒的光ッ!!)

いのりんにとったら知らないくたびれたおじさんが配属前日に現れて、しかもこんなビルの屋上にまでやってきて、意味わかんないよね。
でも班長が有無を言わさず「行くぞ」って言ったらそっか……ってなりそうな気がしてきた。もともと11/30は明確な理由があって死のうとしてたっていうよりは、たぶん「よし、死ぬか」みたいな感じだったと思うし。

でもそしたらいのりんは班長が背負ったものなんにもわかんないんだよな〜エンドCですらあんまり分かちあうことできないのに……プレイヤーとしてもリセットされるの寂しくなっちゃうね。
その場合、精神病抱えたままなので班長がめっちゃ気にかけてくれるのかな。優しすぎ!?

いのりんが死んだって聞かされても、精神病のこと心配してくれるし、触手生えてても部下だからって庇ってくれるし、化け物だし……ってすねても「化け物だからってなんだ?」「人間だって人間を殺す」って言って説得してくるし。なんなんだ班長。光かよ。
プル夜班長の光名言集つくろ。


公式SSで遊んだ


本編のいのりんと前日譚のいのりんって別人じゃない??ということを考えて臨んだ蛇原SS。

どんな感じかなあとフワッと思いながらやったけど、初めて喋る人間との距離感をはかってる感じを前面に出してしまったな。でも辰巳くんにグイグイ来られたら「まあいいか」って受け入れそうだ。押しに弱いいのりん。

お父さんの話されたとき、また「すごいなあ」って気持ちになった。本編で妹さんの話聞いたときと同じような感じ。大切な人の思い背負ってるんだなあって、自分とは違うんだなあって思った。
だから「お父さんがかわいそう」は、それだけ大切な人に大事にしてもらえたんだから頑張りなよ、っていのりんなりの憧れと羨望が込められたエールなのだった。
わりと取り方によってはデリカシーない言葉だなーって思いながら言ったけど、辰巳くん的にはどう思ったかな。
(自分の家族については対話を諦めたので、愛されて育った人に対して「いいなあ」って素直に思うのかもしれない)

辰巳くんが不良生活から必死に勉強したって言ってたけど、いのりんも親元を離れるためにけっこう勉強したんじゃなかろうか。
辰巳くんよりいくらか年上な理由としては、精神病か何かのトラブルでどっかで留年してた説が一つある。

いろいろキャラやシナリオに対して考えが深まった今だからこそいろいろ思うことが出てくるけど、
桃下さんといのりんってどっちとも新興宗教にかかわる親の元で育ってるな??
桃下さんは最後まで親のこと好きで尊敬してて、親が信じてた教義をもとに自分の理想を叶えようとしたんだよね。
あの時点のいのりんは桃下さんの過去話もちゃんと聞いてないし、自分と共通点を見出すまで行くのちょっと難しかったんだけど、この共通点について何かひとことでも言えたらよかったな。

いのりんの過去についてはハッキリと決めてるわけじゃないけど、
両親に従う→嫌になって反抗する→逃避(発病)→近所の物を壊して問題になる→症状が発動するのを恐れる→周囲に明るく振る舞うようになる→家を離れるために策を練る
みたいな感じなんじゃなかろうか。
実家にいるとき通院とかどれくらいしてたんだろ。親、通わせてくれるんかな。実家、そんなに都会にないイメージなので近所の醜聞とか気にして病院とか連れて行ってくれなさそう。
そもそも知識がないと記憶が途切れるとか行動が制御できないことを、治療が必要な心の病だと認識できないだろうな。

いのりんは自分がサバイブするための手段として警察を選んだことは確かかもしれない。









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